研究がまた先行研究とかぶった話
まあ別に初めてではないのであれなんですが
今回はちゃんと1~2週間ぐらい網羅的にサーベイして、完全にかぶっていないことを確認したつもりだったんですが、
先行研究のciteが2とかだった上に、問題の英語名が特殊で、自分の検索ワードと全然マッチしなくて、
しかもその先行研究の先行研究は、分野外(ハードウェア系)の最適化問題で現れた問題で、完全に界隈外の学会だったので
まったく気づきませんでした。
30年ほど昔の研究でした。
GNNの研究をしていると最近の論文しかないため、論文をサーチすれば何ができていて何ができていないかは比較的簡単に分かるのですが
離散最適化など、何十年にも渡って研究されているトピックの場合、あまり世に広まっていない論文だと
全然気づかないこともあるみたいですね。
反省として、こういうときは論文ではなく教科書を先にサーベイすべきです。
東大の図書館、実は本郷にきてから初めて利用したのですが
教科書が無限にあってすごい(それはそう)
ところで、担当してもらっていた先生から励ましの言葉をもらいました
Finding a paper working in your problem is not a bad news at all. It is a process of shaping your topic to the latest one. I am sure that the ideas you have got so far will be applied to solve some research problem soon.
これまでわりと一人で研究をしてきたのでこういう言葉を初めてかけてもらった気がします。
涙がでちゃって、あーやっぱ悔しかったんだなあと客観的に思ってしまいました。
一人ってよくないですね。
ツイッターで言語不明瞭をしちゃうし。
ちなみにこのトピックですが、一応先行研究との差集合は存在するのでそれで続けるという方針はあるのですが
いま客観的にみても、メインの主張がすでに言われているので、まったく同じ分野だとあまりインパクトあることは言えないかなあ
という気持ちになっています。
まあ人生の記録としてブログに