Joeの精進記録

旧:競プロ練習記録

Macでcupyをインストールする

えー。また競プロとは全然関係のない記事です。同じことをやっていそうな人が少なくてエラーが出てこなかったのでまとめます。

手順1: CUDA対応MacBook Proを購入する

えー。MacBook Mid 2012-2014 15 inchしか対応していないと思います。しかも15 inchじゃないとだめです。頑張りましょう。ぼくは2012年のにしました。

手順2: OSを戻す

2019年8月時点で、macos Mojaveに対応しているCUDA driverがないので、Mojave以前にOSを戻す必要があります。cmd+R+shift+optionでインターネットリカバリをして、一度Lionを経由して、Sierra (10.12.6)にしました。多分High Sierraだと無理です。

CUDA driverとCUDA Toolkitをいれる。

www.nvidia.com

developer.nvidia.com

9.0以降のものはcompute_70以降のNVCC対応なんですが、cupyのインストール時にnvcc fatal : Unsupported gpu architecture 'compute_70'と怒られることになりそうなので、8系を入れます。8系はSierraまでしか対応していないです。

古いバージョンのCommand Line Toolを入れる

https://developer.apple.com/download/more/

こちらからダウンロードできます。Xcode CLT (Command Line Tools) 7.3を入れました。

pip install cupy

LDPATHを調整する

hondou.homedns.org

が天才すぎる。

#!/bin/sh
for file in $1/*
do
  b=`basename $file`
  ln -vs $file /usr/local/lib/$b
done

を作って、

$ ./hoge.sh /Developer/NVIDIA/CUDA-8.0/lib

する。

これでいけるかと思います。cp.arange(10)とかやるとカーネルが呼び出されるはずなのでこれがちゃんと動くとオッケーです。