Joeの精進記録

旧:競プロ練習記録

ポエム: 専門の分野をもつということ

最近けんきう+競プロで忙しいんですが、こういうとき却ってブログ書きたくなりますね。

なんか専門の分野があるってかっこいいなという話です。

ぼくは東京大学の理学部情報科学科出身ですが、多分他大学や他学科の情報系とは一線を画する雰囲気があると思います。

それは、口を開けばイケイケweb技術で○○を作りたい!とか、ブロックチェーンで○○したい!とか機械学習で○○!とか言っている人がほぼ皆無、だという点です。

みんな自分がすきな分野のプロになるぞ!という意識をもってやっている気がします(少なくとも院進して、よく大学に来ているメンバーは)

最近、ツイッターでJoeさんはデータ構造もwebもサーバーも競プロも機械学習もできてすごいですね、みたいなことを言われました。これは素直にうれしいんですが、なんかこういうのを他人に目指してほしいかと言われるとそうではないです。ぼく視点では、いろんなことがある程度できる人よりも一分野が圧倒的にできる人のほうがかっこいいですし、その人自身、それをやっていて楽しいだろうなと思います。

これは学科の紹介になりますが、うちの学科の人は多分だいぶ興味の志向が狭くて、たとえばアルゴリズムが好きな人は、機械学習の講義とか絶対取らない!みたいな感じですし、UI系の研究室の人に競プロ誘っても、絶対やらない!みたいな感じの人が多いです。

まあ幅広い分野に興味がある人は就職とかには強いと思います(まあ実際ぼくはは情報系のコーディング試験+面接に落ちたことがないのでだいぶ強いです)。しかし、ある一分野が圧倒的にできる人(うちの学科/専攻で見ているレベルを想定しますが)が仕事に困るとか聞いたこともないですし、というかそもそも彼ら自信別に仕事とかそんなことをいちいち考えながら研究していないと思います。その分野が好きで、自発的に勉強して、トップ付近にいるんだと思っています。

まあこういうのを見てきた背景もあって、ぼく視点だと、複数の分野に力を入れるのはある種自分のアイデンティを保つための逃げだとも思っていますが、まあでもそれのおかげでアイデンティが保たれているところはありますし、いろんな界隈の人と仲良くなれて刺激も受けるので、まあそこまで悪くもなかったかなと思っています。

圧倒的な実力と興味があって最前線を進む人はかっこいいなという話でした。